風が強くても安心!ターボライターのすすめ

みなさん、日頃何気なく使っているライターには、いろいろな種類があるってご存じですか?もちろん、色や形、高価なものから安いものまで千差万別。毎日、何百種類ものライターが街にあふれています。今回は、そんな数多くのライターの中から、「ターボライター」について、少し書いてみようと思います。

ターボライター写真

ターボライターってどんなライターでしょうか。

大雑把に言うと、風が吹いても炎が消えない、消えにくいライターです。ちょっと難しく言うと、「プレミキシング ライター」といって、ライターの内部で燃焼に必要な燃料ガスと酸素を強制的に混ぜ合わせたあと、そこに” パッチ ”っと放電することによって、着火させるライターのことです。ちなみに、オレンジ色の炎が出るライターは、「ポスト・ミキシングライター」といいます。

ターボライターは1986年にWindmill(ウインドミル)が世界で初めて開発に成功し、製造・販売したライターです。発売当初はターボライターの燃焼時に聞こえる、” ボォー ”という音が怖いという理由から、あまり評判が良くありませんでしたが、風が吹いても消えず、炎が見えないのに瞬間的にタバコに火がつけられる画期的な機能は、 釣りやキャンプ、スキー、スノーボードなど屋外でのアクティビティで、とても便利ということで、日本をはじめ、アメリカやヨーロッパ-など世界中ですぐに受け入れられるようになりました。

ここで、ターボライターの基本的な仕組みについてちょっとお話しします。

ターボライターの燃料は「液化ガス」です。液化ガスは、 ライターの燃料タンクの中では液体の状態ですが、タンクから外へ出てると気体になります。その時大きく体積が膨張するので、タンクからガスは勢いよく噴出します。実際に火がつく部品までの間に、「整流器」という真ん中にすごく小さい穴が開いた部品があります。ガスがその小さな穴を通ると、噴出するスピードがもっと速くなります。ちょうど、竹筒で作った水鉄砲から水が勢いよく飛び出すのと同じです。ちなみにライターで使われている整流器の真ん中の穴は大体直径60ミクロン(0.06ミリ)です。髪の毛1本、約0.1ミリ位ですから、ホントに小さな穴が開いています。

ターボライター説明図

スピードが速くなったガスの周りには「負圧」が発生し、周りの酸素を引き込みます。それにより、燃料ガスと酸素がライターの内部で混ぜ合わさり、炎が発生するのに必要な『混合気』が作られるのです。ライター内部の『燃焼筒』という部品の中で、混合気” パッチ ”っと放電すると、非常に高温の炎が発生します。発生した炎の上部はさらに高い温度ですので、燃焼筒の上に近づけたタバコは瞬時に着火することが出来るのです。ライターの内部で炎が燃えているので、当然風にも強い!

どうですか?何気なく使っているターボライターも、意外に複雑なシステムになってますよね。いまやライターはタバコに火を点けるものだけではなく、アウトドアグッズとして必需品になっています。アウトドアシーズン真っ盛りのいま、是非ターボライターをポケットに入れてお出かけしましょう!

 

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