「触媒付き」ターボライターって何だろう?
Windmillの代名詞といえば、強風下でも安定着火のターボライターです。
Windmillが製造しているターボライターには、『触媒付き』と『触媒なし』の2種類があります。
今回はターボライターの触媒機能についてお話しします。
ターボライターについている触媒とはどの部品のことでしょうか?
触媒は、炎が出る火口部分に装着されています。
細い線がクルクルと巻き付いた梯子状の部品が火口をカバーするように取り付けられています。着火させるとすぐに細い線がオレンジ色に赤熱するのが分かります。この細い線を『触媒線』と呼びます。触媒線は白金で出来ており、
線径約0.1mmのとても細い線です。この触媒線によって引き起こされる触媒反応が、強風下での着火に絶大な威力を発揮するのです!
そもそも触媒ってなに?
大辞林によると、『それ自身は変化しないが、他の物質の化学反応のなかだちとなって、反応の速度を速めたり遅らせたりする物質。』となっています。
ターボライターに使用される触媒線の役割は、酸化現象の激烈な状態である燃焼という化学反応の中で、燃料ガスの発火点を下げる(燃焼しやすくする)作用を担っています。風で炎が消えてしまっても、触媒反応によってすぐに再着火することが出来ます。強い風の中で、消えた炎をつけようとして、手でライターを覆いながらカチカチする必要がないってことなんです。
通常ライターに使用されている燃料ガスは、ブタンガスを主とした液化ガスです。ブタンガスの発火点は408℃ですが、触媒線に触れたブタンガスは触媒反応により発火点が
大きく下がり発火しやすい状態になります。
そのため、ライターの火が風で消えてしまった場合でも、着火レバーを押し続けている限り出続けている燃料ガス(ブタンガス)と、炎でオレンジ色に熱せられている触媒線が反応し、自動的に再着火するという仕組みです。
もともとターボライターはライター内部で燃焼するため、風に消えにくい炎を生成できますが、触媒付きのターボライターはさらにバージョンアップした耐風性能を持つ究極のアウトドアライターです。
触媒付きのターボライターを使用する際のワンポイントアドバイス。
風が吹いても炎が自動的に再着火する触媒付きターボライターですが、ウィークポイントが一つあります。それは、線径0.1mmのとても細い触媒線は炎で熱せられると非常に変形しやすくなります。タバコに火をつける際に、タバコの先端を火口に近づけすぎて触媒線に触れてしまうと、線が断線したり、変形してしまうことがあります。そうなってしまうと、十分な触媒反応を得られなくなり、炎が再着火しなくなってしまいます。これは触媒付きターボライターに限ったことではありませんが、ターボライターでタバコに火をつける際は、火口から2-3cm上でつけるようにしてください。
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